基礎情報処理演習(地球工学科1回生T2クラス)

文書処理システム LaTeX の利用 その3 (第11章)


今日の目標


演習

  1. 下記の文章の書かれたLaTeXファイルを作成して下さい。 そして、コンパイル(latex-utf8)、プレビュー(xdvi)して下さい。

    
    \documentclass[a4j]{jarticle}
    \title{\LaTeX に関する実習}
    \author{地球太郎(9876543210)}
    \date{\today}
    \begin{document}
    \maketitle
    
    \section{レイアウトの変更}
    レイアウトを変更するには、
    \verb|\begin{document}|の前(プリアンブルと言います)に
    \verb|\setlength| コマンドを使います。
    
    \section{参考文献}
    参考文献を作成するには、
    \verb|thebibliography|環境を使います。
    他に、BibTeXを使う方法もあります。
    
    \end{document}
    
    
  2. レイアウトを変更します。 レイアウトのパラメータは教科書p168, 169を参照して下さい。 レイアウトの変更するには、 \begin{document}の前(プリアンブルと言います)で \setlength コマンドを使います。 作成したファイルに、赤字で書かれた下記の文章を挿入してください。 コンパイル、プレビューをし、レイアウトが変わっていることを確認して下さい。

    \documentclass[a4j]{jarticle}
    \setlength{\topmargin}{-2cm}
    \setlength{\textheight}{25cm}
    \setlength{\textwidth}{18cm}
    \setlength{\oddsidemargin}{-1cm}
    \setlength{\evensidemargin}{-1cm}
    \title{\LaTeX に関する実習}
    \author{地球太郎(9876543210)}
    \date{\today}
    \begin{document}
    
  3. 参考文献を作成します。 参考文献を作成するには、 thebibliography 環境を使います(教科書11.7参照)。 thebibliography環境では、 bibitemで文献番号に対してラベルをつけ、 citeでそのラベルを参照しています。 下記の例では joho、bibun というラベルを付けています。 ラベルを参照するには、コンパイルを2回行う必要があります。
    \section{参考文献}
    参考文献を作成するには、
    \verb|thebibliography|環境を使います\cite{joho}。
    他に、BibTeXを使う方法もあります\cite{bibun}\begin{thebibliography}{9}
    \bibitem{joho}
    京都大学 編 : 基礎情報処理演習, 2007.
    \bibitem{bibun}
    奥村晴彦 : \LaTeX2e 美文書作成入門 改訂第4版, 技術評論社, 2007.
    \end{thebibliography}
    
    \end{document}
    
    

    参考文献について

できあがりは下図のようになるはずです。

ensyu_sample


今日の課題

前回の授業で作成した課題をもとに以下の文書を作成し、印刷して提出しなさい。

kadai_sample

ヒント


中間レポート

時間が余った人は 中間レポート をして下さい。

次週までに

次回からのFortranの演習は「基礎情報処理演習」には載っていません。

などでよく予習しておいてください。


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